[新聞:岩手版]ホウレンソウ ブランド化へ二人三脚

農業共済新聞岩手版・東北営農技術版

[新聞:岩手版]ホウレンソウ ブランド化へ二人三脚

[2017年8月2週号岩手版]

【遠野市】遠野市小友町の佐々木まゆみさん(37)は、ホウレンソウ農家に嫁いで1年7カ月。夫の重人さん(38)や家族、地域の人に支えられ、農家の嫁として新たな一歩を踏み出した。

 佐々木さん方では、ハウス20棟(約43㌃)でホウレンソウを栽培する専業農家。朝5時から収穫を始め、調整や袋詰めなど夕方まで作業を行う。

 まゆみさんは、実家が沿岸地域にあり、漁業をしていたため、農業の経験はなかった。「嫁いだときは何もかも分からず、すべてが初めての経験だった。農業は本当に大変で、少しでも役に立つために一生懸命に勉強をしました」と当時を振り返り、現在はトラクターを運転するまでになった。

3年前に「佐々重農園」を設立した重人さんと互いを思いやりながら農作業に励むまゆみさん

 重人さんは「慣れない農家に嫁いで一生懸命やってくれて本当に感謝しています。これからも健康で仲良くホウレンソウ栽培をしていきたい」と話す。一方、まゆみさんは「大好きな夫といつも一緒に仕事ができることは本当に幸せです。農業は大変だけど、地域の農家さんは優しいので、楽しく農業をやらせていただいています」と笑顔で話す。

 今後について「昨年から有機質肥料を使い農薬に頼らない栽培を試験的に始めたので、ホウレンソウのブランド化と普及活動に力を注ぎたい」と2人は意気込んでいる。


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