[新聞:岩手版]音色が魅力 イベント出演も

農業共済新聞岩手版・東北営農技術版

[新聞:岩手版]音色が魅力 イベント出演も

[2018年01月1週号岩手版特集号]

【九戸村】「多彩な音色を奏でられるのがエレキギターの魅力だね」と話すのは、九戸村の下川原建さん(48)。家業の農家を約10年前に継ぎ、現在は水稲80㌃、リンドウ20㌃、キク類(小ギクと輪ギク)約80㌃を栽培している。

高校生のころから始めたエレキギターを披露する下川原さん

 下川原さんは有志のバンドを組んで、エレキギターを担当。メンバーは村内外に住む30~40代の男女4人だ。活動は、下川原さん宅の農作業場の屋根裏部屋を改造したスペースを使う。メンバー全員が音楽好きで、アンプオーディオやスピーカーなど長年集めた音楽機材が一堂にそろっている。

 「メンバーの皆さんは家庭がある方なので、無理せず都合のよいときに集まっています。歌謡曲や演歌などいろいろなジャンルの曲を弾きますよ」。地域の祭りやイベントがあると仲間から助っ人に呼ばれることもあり、いろいろな場所で演奏を披露している。

 「昨年、高校3年と中学3年になる息子がギターを始め兄弟で練習しています。アマチュアバンドの演奏会に出演していて、見に行く楽しみも増えました」と子どもの成長を楽しみにしながら練習に励む下川原さん。「音楽は長く楽しめる。これから年を重ねても末永く楽しんでいきたい」と目を輝かせる。

バンド部屋には大切な音楽機材が並ぶ


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