収入保険
農業者のみなさん!!
リスクへの備えはできていますか?
収入保険は様々なリスクから農業経営を守ります!!
○収入保険とは
すべての農産物を対象に、自然災害による収量減少や価格低下をはじめ、農業者の経営努力では避けられない様々なリスクによる収入減少を補償します。

○収入保険の概要
■加入できる方
青色申告を行っている農業者(個人・法人)
- 加入申請時に青色申告(簡易な方式含む)の実績が1年以上あれば加入できます。
- 収入保険と、農業共済・ナラシ対策・野菜価格安定制度などの類似制度はどちらかを選択して加入します。
- ゲタ対策は同時に加入できます。
- 令和3年1月から当分の間の特例として、野菜価格安定制度の利用者が初めて収入保険に加入する場合、最初の1年間に限り収入保険と野菜価格安定制度を同時利用することができます。
■対象収入
農業者が自ら生産した農産物の販売収入全体
- 簡易な加工品(精米、もちなど)は含まれます。
- 一部の補助金(畑作物の直接支払交付金等の数量払)は含まれます。
- 肉用牛、肉用子牛、肉豚、鶏卵はマルキン等の対象なので除きます。
■保険期間
- 税の収入算定期間と同じです。
- 個人:1~12月、法人:事業年度の1年間
■補てんの仕組み
保険期間の収入が基準収入の9割(5年以上の青色申告実績がある場合の補償限度額の上限)を下回った場合に、下回った額の9割を上限に補てんします。
- 基準収入は農業者ごとの過去5年間の平均収入(5中5)を基本とし、規模拡大などの保険期間の営農計画も考慮して設定します。
- 「掛捨ての保険方式」に「掛捨てとならない積立方式」も組み合わせるかどうかは選択できます。
- 補償限度額は基準収入の9~5割の中から選択できます。
- 保険方式の支払率は9~5割、積立方式の支払率は9~1割の中から選択できます。
農業者は、保険料・積立金等を支払って加入します。(任意加入)
- 保険料は掛捨てになります。保険料率は1.23%(令和4年1月より。50%の国庫補助後)で、自動車保険と同様に、保険金の受取がない方は段階的に保険料率が下がっていきます。
- 積立金には75%の国庫補助があります。これは自分のお金であり、補てんに使われない限り翌年に持ち越されます。
- 保険料、積立金は分割払(最大9回)や制度資金の活用ができます。
- 税務申告上、保険料及び付加保険料(事務費)は、必要経費(個人)又は損金(法人)に計上します。積立金は預け金として取り扱います。
○加入者の声
北上市・菊池さん(水稲)
普代村・中居さん(原木シイタケ)
○各種紹介
・収入保険チラシ(PDF)
・収入保険リーフレット(岩手県作成)(PDF)
・農業経営者のみなさん青色申告を始めましょう(PDF)
・掛金の安いタイプを選ぶことができます!
・収入保険パンフレット(全体説明用)
・収入保険パンフレット(補償内容説明用)
・収入保険に関するQ&A
○お問い合わせ先
各地域センター一覧