【新聞:岩手版】自然災害で減収 保険金が支えに

農業共済新聞岩手版・東北営農技術版

【新聞:岩手版】自然災害で減収 保険金が支えに

[2025年9月1週号]

 軽米町 福田 俊博さん(49)

 「近年は天候が心配。収入保険に加入して気が楽になった」と話す軽米町晴山の福田俊博さん(49)。2020年から収入保険に加入している。 大豆22㌶、ニンジン8㌶、ニンニク5.4㌶、ナガイモ5.5㌶などを栽培。従業員3人、パート4人を雇用する。

 

販売収入そのものを補償するのが収入保険のいいところ」と話す福田さん㊧と小笠原主幹

北部地域課・小笠原直哉主幹から詳しい説明を聞いたことで、収入保険の加入を決意した。福田さんは「自分の経営に照らし合わせて分かりやすく制度を説明してもらった」と振り返る。
 24年は高温や雨不足による干ばつで、大豆、ニンジン、ニンニクの収量減少や品質低下などが発生した。また、ナガイモは23年6月と8月の豪雨で規格外が多発。収量が大幅に減少した。福田さんは「5月に植えたナガイモは、秋掘りの11、12月と春掘りの3、4月に収穫する。豪雨被害は24年3月の収穫にも影響した。保険金が支払われて助かった」と話す。

 小笠原主幹は「福田さんはリスク対策をとった経営をされているので、保険料の負担を考えると収入保険を勧めるのは悩んだ。万が一の事態への備えとして、あの時加入してもらって本当に良かった」と話す。

従業員の雇用守れる

 「収入保険のおかげで、被害が発生しても従業員に支払う給料が確保できる」と福田さん。今後について「規模拡大が目標。いずれは法人化もしたい」と笑顔を見せる。


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