【新聞:岩手版】バレーボールでメリハリ生活

農業共済新聞岩手版・東北営農技術版

【新聞:岩手版】バレーボールでメリハリ生活

[2019年8月2週号]

 【胆江】「農業は体が資本。農機具を運転するだけでも体力を使うので、体力づくりは欠かせません」と話すのは、奥州市江刺梁川の佐藤重行さん(39)。バレーボールで気分転換しながら、家族と協力して水稲と野菜を栽培している。

 水稲は父・重之さん(64)と中心になって作業し、田植機の運転や草刈りなどの機械作業は重行さんが担当する。

「適度な運動が気分転換につながります」と重行さん

 中学からバレーボールを始めた重行さん。現在は地元の「梁川バレー部」に所属し、部長を務める。練習は地元の体育館で週3回行う。重行さんは仕事が終わってから練習に参加する。「スポーツをすることで体力がつくのはもちろんですが、気分転換にもなるので作業にメリハリがつきます」と笑顔で話す。

 江刺梁川地区では、水田の基盤整備が予定されている。今後の目標について重行さんは「基盤整備によって面積が増える予定だが、草刈りや防除など地道にコツコツと取り組みたいです。いい気分転換になるので、バレーボールはこれからも続けます。大会にも出場したいので、仲間が増えたらうれしいですね」と話す。


ページ上部へ